リールズのリールズ 再開します

諸事情あって、古いプロバイダーの契約(20年以上ですよ)が解除されることとなり、決して無くなることのないと思っていたメールアドレスと、ついでに戯言ブログだった『リールズのリールズ』も削除されることに。

個人的には仕方ないと思っていたものの、『リールズのリールズ』に投稿していた過去の戯言が、一部の方にはかなり重宝されていたようで、「やっぱり残っている方がいい」という意見もあったので、反響のあった記事を少しづつ移動させることにします。

基本的にはルアーフィッシングのリール関係の戯言ブログなので、営業的な話はここではやらないようにしていますが(当初は販促用ブログとしての側面もありましたが、途中から面倒になってやらなくなっちゃったので)、トップ党にも投稿している関係で被るような内容は書けないので、肩の力を抜いて暇つぶしに眺めていただければ幸いです。
ここでは最初なので、初見の方でもわかりやすいよう、折角ですので自己紹介いたします。

7歳で父親と一緒に行ったタナゴ釣りを皮切りに、釣りキチと化して小学生で淡水の釣りに関しては殆ど(クチボソ、タナゴ、ワカサギ、マブナ、鯉、ヘラブナ、ナマズ、オイカワ、ウグイ、ニジマス、金魚)を経験し、海は防波堤の小物釣りくらいでしたが、生意気に投げ釣りもやったりと、自分もひょっとして釣りキチ三平みたいになれるんじゃないか?と思っていた節がありましたが、自分の前には魚紳さんのようなイカす兄貴分が現れることはなく、釣りの師匠が不在のまま、ケイブンシャの『つり入門大百科』と小学館の『つり入門』、学研の『釣りトップ』をお手本に、一人で電車での釣行を繰り返すアブない小学生でした。
ルアーの釣りも9歳になる頃には始めていたものの全くルアーでは釣れず、あまりの釣れなさっぷりにいつも一緒に釣りに行くK地君から、「ルアーは釣れないからやめようよ」と諭されていたものでした。
フライフィッシングを始めたのもなんと小学生時代です。
コータック製の子供用のフライタックルセットで、入間川でオイカワをフライで釣って調子に乗ってました。(自分は天才なんじゃないかとw)
フライは下手くそでも投げられればちゃんと釣れましたからね。
中学、高校時代にはオートバイに興味が移り、しばらく釣りの世界から離れていましたが、大学時代に地味に復帰しはじめて、再びフライタックルを手に入れて芦ノ湖に浸かるようになりました。
ドライフライのような待つ釣りが我慢できず、シンキングラインでストリーマーを引っ張り続けるうちに、これならルアーの方が手っ取り早いんじゃ?と思って、ルアーマンに転向。
常見忠さんを書籍上の師匠と仰いで、芦ノ湖でトラウトのルアーフィッシングに傾注していきます。(残念ながらあんまり釣れなかったです)
スピニングリールのライントラブルに苛まれて、AbuGarcia社の1044シンクロマッチを手にしたのが1992年頃だったか?
この頃には既に型落ち・売れ残りの変なリールでしたが、講談社のスコラ別冊の『釣具大図鑑』に載っていたABU503のカッコよさにシビレていた小学生時代の記憶が蘇り、以来スピンキャスティング(クローズドフェイス)リールに異常執着する、更にアブないルアーマンになっていきます。
社会人になり、マミヤOPの担当になった1996年には完全にルアー釣りに復帰し、シーズンの短いトラウトから、バスの方に主軸を置くようになりましたが、やっぱりほとんど釣れません。
それでも萎えずに、膨大な釣れない経験を無駄に積み重ねていきます。
あまりの釣れなさっぷりに、藁をも掴む想いで大型書店に走り、そこで手にしたヒロ内藤さんの『ハイパーバッシン』との出会いにより、こちらから仕掛ける攻めの釣りに魅了され、ヒロ内藤さんを勝手に紙面上の師匠と仰ぎ、なんとかまっとうなルアーマンに成長。
誰も使っていないスピンキャスティングリールをしれっと使い続け、このタイプのリールに異常な愛情を注ぎ続けます。(あ、勿論ベイトキャスティングリールも使えるようになりましたよ)
気になったらそのリールを(何としてでも)手に入れる。
分解して構造を理解し、更に使い続けることで誰も知らない、経験したことのない未知の領域を体験して、自分だけの知識と経験をため込んでいるうちに、立派なスピンキャスティングリールのマニアに成長します。
気が付いたときには自分と同類のような、知識と経験とコダワリに溢れた釣り仲間に囲まれ、色々な出会いもあって一介の素人アングラーが、トップ党に記事を書かせていただくようになっていった次第。
ついでに、紙面上の師匠だったヒロ内藤さんともトップ党を通じて知り合うことができ、フロリダまで押しかけて一緒に釣りをさせていただく、夢のような経験もしちゃいました。

自分はプロアングラーでもなければ、釣り業界の人間でもありません。
思いっきり素人ですし、ただの釣り好きです。
ただ、異常なほど探求心が旺盛、かつ自分の納得がいくまで突き詰める妙な癖があって、それが結果的に面白いと感じていただけているのかな、と自身を客観的に分析しています。
最初から釣りが上手かったわけではなく、釣りたいから工夫したり、考えてやってみるのが好きだっただけ。
こんな楽しいルアーフィッシング(特にバスフィッシング)をこれからも楽しみたいという思いが、相当に強いのだと思います。
そんな楽しさの片鱗をご紹介して、皆さんの暇つぶしに貢献できれば良いなと思っています。

しばらくの間noteの方で記事を書いてきましたが、毎回ハッシュタグをつけるのに辟易してきたのと、投資やら占いやら不労所得の獲得に躍起になってる人やら、ルアーフィッシングとは何ら関係ない方からやたらとフォローされることにひどく違和感を覚えたため、再びこちらをメインに戻ります。
ここだけは、自身の描くパラダイスですからね。
長くなりましたが『リールズのリールズ』、再びはじまります。

(しゅんぐ~@リールズ)

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